人気は、甘汁系の模様。冬限定（ 2月末まで）牡蠣南蛮・牡蠣せいろ、鴨南蛮・鴨せいろ。「この辺の人たちは、汁にどっぷり浸けて食べるから、つゆが美味しくないと食べてくれないから。」と、ご主人。何種類もの節で出汁を取り、返しを加えて休業日に仕込みを行っているそうです。

蕎麦は、岩手産の蕎麦粉を使用。女性客は食後に甘い物を頂きたいだろうと、蕎麦粉を使ったシフォンケーキも手作りしている。また、白玉粉に蕎麦粉を混ぜて作った蕎麦ぜんざいも用意。食後のコーヒーも淹れてくれる。

蕎麦打ち場は、店の裏手。蕎麦を打ち終えると最寄りの県道10号線沿いに、オープンを知らせる幟を立てに行く。お客さんには、「蕎麦とつゆのバランスがすごくいい」と言われるが、幼なじみからは辛口な批評ももらう、かえってありがたいと話していた。

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2020.02